オートクチュール刺繍
オートクチュール刺繍とはオートクチュールの世界で使われる刺繍技法のこと。
様々なテクニックと素材でオーダーメイドのドレスやバッグを装飾する技法です。
刺繍テクニックにはニードル(縫い針)を使う刺繍と専用のクロシェ(かぎ針)を使う刺繍があります。
「リュネビル刺繍」と「アリワーク刺繍」
早く正確に美しく仕上げるためにこのクロシェを用いて美しく繊細な刺繍を仕上げることができます。
両手が使える刺繍枠が必要になります。
当教室ではコンパクトで軽い刺繍枠『脚付きメティエ 』を使用しています。
自立式の丸枠も使用できますが、小さい作品に限ります(ブローチ、ブレスレットなど)
ご希望の方には販売しております。
日本刺繍にもお使いいただけます。
ご注文は Mint*Blue SHOP からご注文くださいませ。
http://mintbluex.cart.fc2.com
生徒様にはレッスンの時にお渡しできます。
50 ×40cm の枠が入るバッグをお持ちくださいませ。
アリワーク とリュネヴィル刺繍
アリワーク刺繍、リュネビル刺繍はオートクチュール刺繍に欠かすことができない高度な技法です。
テクニックを身につけると表現の幅が広がり、スピーディにしっかりと刺繍することができます。
アリワーク刺繍
インドに昔から伝わるビーズ刺繍の技法でオートクチュール刺繍の一つの技法です。
生地を木枠に張り、細いかぎ針を使ってビーズやスパンコールなどを刺していきます。
細いかぎ針に材料を通して生地の表面を見ながら刺していくので、ビーズやスパンコールを自由に刺すことができグラデーションの表現が簡単にできます。
リュネヴィル刺繍
フランスのオートクチュール刺繍には欠かせない技法のひとつです。
"リュネヴィル"とはフランス北東部ロレーヌ地方の町の名称です。
『クロシェ・ドゥ・リュネヴィル』という特殊なかぎ針で刺繍していきます。
アリワークは生地の表面を見ながら刺繍していくのに対して、リュネヴィルは材料をあらかじめ糸に通して裏面を見ながら刺していきます。
オートクチュールビーズ刺繍に使うお道具
刺繍枠
両手が使える刺繍枠です。
木製 机固定式刺繍枠。
プラスチックの刺繍枠。
メティエ 。
スクロールフレーム。
アリワーク用かぎ針
粒ビーズが通る細いかぎ針です。
太さは細・中・太、 短針・長針とあり、材料に合わせて針を変えて刺繍します。(※太には3種類の太さがあります)
グリップはウッドタイプとスチールタイプがあります。
インド製
クロシェ・ド・リュネヴィル
リュネヴィル刺繍に使う特殊なかぎ針です。
かぎ針は#70〜120と6種類の太さがあり、針先を交換して使うことができます。
ホルダーは#70〜90用と #100〜120用とあります。
当shopではかぎ針#70〜#120と #70〜90用ホルダーを販売しています。
フランス製
ビーズ針
針先がシャープで布通りがスムーズです。
特小ビーズに2回通せます。ビーズステッチやビーズ刺繍に最適です。
日本製
その他
必要なもの、あると便利なもの。
糸切りハサミ、目打ち、ビーズトレイ、図案印つけペン、ピンセット、糸通しスレダー、仮止めクリップなど